今、ニュースでは例の戦争の話題ばかりですね。
その一方、日本国内の問題は軽んじられ
またどんどん悪化させるような政策も取られ・・・
これから紹介する【自尊自重の心】を失ってしまっています。
そのことに皆が気付くことから、この先の未来
新しい変化が創れるようになるでしょう。
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横須賀・記念館『三笠』のメッセージ
【自尊自重の心】昭和41年
【国民自重の心】より
「日本国民の自重の精神は敗戦によって崩れました。他国の武力に屈するのやむなきに至りました日本人は、その国民としての誇りを失い、心の友を失って退廃に陥ったことは、ごらんのとおりであります。
すべての道徳的の努力は無意味なものとしてあざけるという思想、ひたすらに官能の満足を追い求めるという傾向、また更に、何者かにこびるような気持から、しきりに日本及び日本人を侮りあざける風潮が起ってきたことは、ご承知のとおりであります。・・・
そもそも、自尊自重の精神のない国民が、他国人の侮りを受けますのは、これは当然でありますが、また、みずから重んずる精神のないものは、他国民のみずから重んずる精神をも理解することができないので、かかる国民は、他国民に対しまするときに、弱小のものに対しては不遜となり、強大なものに対しては卑屈となることは、いずれも、避けがたいことであります。
従って、一国民が正しい自重の精神を堅持することは、ひとり自国のために他国の侮りを防ぐのみでなく、世界の国民と国民、国と国との関係を正常で健全なものにするうえにおいて、欠くべからざる要件であると思います。自尊自重の精神なき国民は、すべての高い精神活動の落伍者たらざるを得ないのであります。」