【むげんまる】《群馬》心の声を旅する直観メッセンジャー

糸掛けアート作品・数秘お話聴きセッション・算数数学の学習サポート・将棋レッスンなど☆この社会の問題に気付きながらも悩んでいる人に、メッセージを伝えていきます。今ここ本当の自分と出会って、笑顔になってほしい。数学の発信→https://c117afujiwara-math.hatenablog.jp/

藤井聡太二冠の【流星の如き名手☗4一銀】

奇跡の瞬間をこの目で見られる

同じ時間に体感できる

これこそ生きる歓び、幸せなのではないでしょうか。

先日(23日)の

藤井二冠の名手「☗4一銀」を紹介します。

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先手(手前側)が藤井二冠 後手が対戦相手の松尾八段

今、松尾八段が4四にいた角で8八角成と銀を取って、勝負に出た局面です。

一方、お互いの飛車が横で当たっているので

先手は3四の飛車で後手の8四飛を取ることができます。

実際、誰もがその一手と考え

前もって想定しているのだからすぐ指すと見られていました。

しかし、ここで藤井二冠はあらためてここで1時間考えました。

「飛車を取った後、もっとよい状況を作り出す一手」

はないかと追求して決断した結果・・・

 

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この名手「☗4一銀」が盤上に現れました。

これも歴史である「中原名人の☗5七銀」も想起させます。

 

松尾八段も途中でこれに気付いた様子で

数十秒でこれを△同金と取りました。

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だから、まさに流星のように

一瞬しか盤上で見ることができませんでした。

 

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数手進んで、藤井二冠が左から攻めたのに対し

松尾八段が☖5一金と元の形に戻して受けた局面です。

残り1時間10分のほとんどを使って指しました。

この手もよかったと思いました。

あの☗4一銀に正面から応えた、最も意志の強い手だからです。

そして、これだけの名手順が現れた棋譜の流れを止めることなく

この後も終局まで綺麗な手順で進んだからです。

☗4一銀は盤上に何の痕跡も残さず、でも確かに棋譜にありました。

 

藤井二冠の棋譜が際立って芸術性の高いものであることを、

一人でも多くの人に感じてもらって、感動してもらえたら有難い。

そんなふうに願っています。