駒の動きの符号
後半です。
①打「うつ」
持駒の金を盤上に打ちます。
4八の地点は盤上の駒も動けるので区別するために
この場合は「☗4八金打」とします。
例えばこれを1九に打ったら「☗1九金」と打はつけません。
*将棋は「指す」が正しく「将棋を打つ」とはいいません。
②成・不成「なる(なり)・ならず」
この☗2四歩が進むと敵陣に入ります。
「☗2三歩成(ふなる・ふなり)」でと金になります。
敵陣から出た駒も成るか成らないか選べます。
「☗4四銀不成(ならず)」と表します。
③同(どう/おなじく)
相手の駒を取って、その地点に自分の駒を進めることです。
先手が☗3五歩と歩を進めました。
後手はこれを3四の歩で取ることができます。
これを「☖3五同歩」と表します。
今度先手は銀でこの歩を取ることができます。
これは「☗3五同銀」です。
引・上・成などの符号はこの後につけます。