少し頑張って
早めに家を出て
まだ客も少なく落ち着けるカフェへ。
ここはよく本も読めるし
メッセージの整理もよくできる。
騒がしい時世に有難い。
今日はこの本の最初の部分を
すらすら読む。
【仲介業者(新興宗教・教育ビジネス)の弊害】
【頂上を示す教育を】
自分も「教える/伝える」立場として
心してかかろう。
その一節を引用させていただきます。
米長邦雄・羽生善治『勉強の仕方』
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米長 将棋というのは最善手を求めて戦っている。真理を求めていくものですね。それを子どもの頃からやる。修行というか、勉強する。そうすると、ものの考え方が自然に最善手を求めるようになっていくわけです。だから、われわれ棋士のものの考え方、将棋の世界で培った人生観とか宗教観、そういうものを持っていれば、仲介業者に騙されて一生を棒に振るようなことはありえない。そんなばかな人間が大量に出るということは、偏差値とか教養とか学歴とかに目を奪われて、最も大切なものを忘れているからです。それが教育の場に欠落しているということです。(略)
羽生 勉強はできないよりできたほうがいいけれど、もっと大切なことを置き忘れてはいないかということですね。
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