この夏、もう甲子園の高校野球は
例の騒動でうるさすぎて
正直、気に留めないようにしていました。
あまりに不憫と感じることもありました。
そんな中、今回初めて東北勢が優勝したことで
はっきりと時代の潮流の変化が現れ
甲子園の意味合いも変化していくことが明らかになりました。
今日、7回くらいから、満塁ホームランのシーンは聴いてました。
【これで今までの甲子園は終わり】
終わるときは一気に終わるものだと。
~~~
特に戊辰戦争・明治維新後の日本の歴史は
東北や北陸・越後に弱いイメージをもたせて
為政者たちの政治に利用してきたものでした。
原敬(岩手)や田中角栄(新潟)が目立ったのもそういうわけです。
一方、その地方の深い部分の意識は
【いずれ必ず薩長を倒して、自分たちの力を回復させ
人情を大切にした豊かな世界を創り上げる】というものです。
甲子園という舞台は日本中が注目し
その地域、日本全体の潜在意識がよく現れるものです。
判官びいきが当たり前、一方で勝ちたいの欲がむき出しに・・・
主導しているのはそれらの意識をコントロール・扇動する主催新聞社。
ところが、この数年で急速に行き詰まりが見えていました。
あまりの暑さ、例の騒動、新聞社自身の凋落・・・
【東北が優勝したら、今までの甲子園は終わり】
今回、それが現実になりました。
これからは、新しい時代の甲子園に役割が次元上昇します。
それは、【○○新聞の持ち物、自己顕示欲の象徴】の高校野球が終わりを告げ
高校生と指導者、地域主体の自主運営になっていくでしょう。
過度な勝利至上主義、ビジネス主義も改められて
本当に楽しいからやる、そして旗を目指す
まさに夢の生き方を表現した象徴になるでしょう。
判官びいきではなく、いつも大声援・大拍手。
【負け根性】からの卒業です。
社会の潮流も、これまでの明治社会が変化し
ピラミッド組織から、各地の自治を大切にする時代になっていきますし
皆がそれを創っていく役割になります。
楽しみな時代が始まりますね。
両校の選手監督さん、大変お疲れ様でした。
平和の内に役割を果たした歴史の転換者です。
~~~~~~
むげんまる(@fuji_mugenmaru) • Instagram写真と動画